ゴモジュ Viburnum suspensum Lindl. / ガマズミ科
琉球に固有の常緑低木。低地や山地の日当たりの良い斜面や林縁に生育します。花や果実を観賞するために公園木や庭木として栽培もされます。
高さは3~4m、よく枝分かれし、葉は向かい合って付きます。長さ3~8㎝、幅2~5㎝の楕円形で周りにはギザギザがあります。厚く革のような質感でツヤがあり、揉むとゴマのような香りがあるのが特徴です。葉の裏面の側脈の脇にだけ毛があります。出たばかりの若い枝や葉柄、花柄には星状毛が見られます。
3~4月、枝先に円錐状に垂れ下がるように白い花をつけます。一つの花は筒状で先が5つに裂けて盃状です。長さ10㎜程度、直径は10~13㎜、花びらが桃色に色づくこともあります。おしべ5本は花の入り口付近に付き、めしべはごく短く花の奥の方にあります。子房は2㎜程の球形で、がくの下に付きます。花の後、長さ5~6㎜の球形にふくらみ赤い果実となります。
スイカズラ科とされていましたが、DNA分類方式となりガマズミ科に移りました。
2026.4
