カンキチク Muehlenbeckia platyclada (F.Muell.) Meisn. / タデ科
ソロモン諸島原産の多年草。温室で栽培しており観察園では高さ2mほどですが、自生地では4m近くにもなるそうです。葉のように見える平たいのは茎で、葉状茎(ようじょうけい)とよばれます。幅は1㎝ほどでたくさん枝分かれし、1~2㎝ごとに節があります。節ごとに縦に細かいすじがあります。本当の葉は長さ3㎝ほどで節の部分に互い違いに出ますが脱落しやすくあまり残りません。
花は夏で葉状茎の節に互い違いに小花をつけます。直径2~3㎜、花弁はクリーム色で5つに裂け、8本のおしべと3本のめしべを持ちます。果実は3稜形で痩果を包むがくが肥厚して液質化し赤紫色に熟します。クリーム色の若い果実を見るとタデの仲間であることがよく分かります。漢字では「寒忌竹」と書きますが割と丈夫で暖地では屋外でも冬を越せるようです。主に観賞用で鉢植えや庭園に利用されます。
2026.7
