オオバユーカリ Eucalyptus robusta Sm. / フトモモ科
オーストラリア東部原産の常緑高木で、現地では高さ30mにもなるそうです。観察園でも高くなりすぎていて、地面に落ちた花がらで開花に気が付きます。暗褐色の樹皮は厚くやや繊維質で、縦に裂けていますがはがれてくることはありません。葉は縁にギザギザのない披針形で先は長くとがります。長さ10~20㎝、幅は4~7㎝、暗緑色で革質の葉です。中央の主脈が淡黄緑色で目立ち、側脈はほぼ直角に広がります。葉柄は約2㎝で互い違いに出ます。揉んだりちぎったりするとかすかに香りがあります。コアラが食べるユーカリの一つです。
花は特徴的で、がく片と花びらが合着して帽子状となり、開花するとこの部分が脱落します。花期は10~11月です。枝先の葉のわきから数個ずつ、束になって咲き、白色でよい香りがあります。たくさんのおしべと1本のめしべがあります。果実は直径1㎝、長さ2㎝ほどのつぼ型で、裂け目から細かな種子を散らします。
2026.10
