古川記念館について

現在、名古屋大学博物館及び年代測定総合研究センター等に活用されている古川記念館は、昭和39(1964)年に古川為三郎氏と志ま夫人の篤志により名古屋大学に寄贈され、「古川図書館」として親しまれてきました。

その後、大学博物館構想の一環として、昭和57(1982)年に古川総合研究資料館、平成2(1990)年に年代測定資料研究センター、そして平成12(2000)年に博物館が設置されましたが、いずれもこの建物が主要な活動拠点になってきました。

この建物は、建築後約25年を経過した昭和63(1988)年に再度、古川氏のご寄附によって整備され蘇り、現在に至っています。こうした古川氏の篤志により、名古屋大学の教育研究は大きく進展しました。