電気学会・第16回「でんきの礎」顕彰記念 椎尾詷の発明による ベルトーロ整流器
ベルトーロ整流器のレプリカ(3Dプリンター・1/6スケール)、 3Dモデルの動画にて、さまざまな角度から標本をご覧いただけます。
整流器とは建物内の壁などにあるコンセントから利用している電気(交流)を乾電池と同じ種類の電気(直流)へ変換する装置のことです。発明者の椎尾詷氏による「ベルト―ロ(Vertoro)」という洒落たネーミングは、エスペラント語で"変換"を意味します。大正7年(1918年)の特許出願を皮切りに、第八高等学校(現・名古屋大学)数学科の教授となった椎尾氏を中心として、在名古屋の学界・産業界から多くの協力者を得て実用化に向けた開発が行われ、昭和11年(1936年)に発足した中央製作所で製品化された正真正銘の国産電機機器です。名古屋大学博物館には、実験に使用されていた機体が1台収蔵されています。
電気学会「でんきの礎」HP https://www.iee.jp/foundation/
- 日程
- 2023/03/16(木) - 2023/03/31(金)
休館日:月曜・日曜
特別開館:3月27日(月)は卒業式のため開館 - 時間
- 10:00ー16:00(入館は15:30まで)
- 会場
- 名古屋大学博物館 玄関ホール
- 入場料
- 無料
- 協力
- 文書作成協力:秋山肇 福井工業高等専門学校 電気電子工学科教授
写真提供:西川輝昭 名古屋大学博物館 元教授
3Dモデル製作:佐野瑞穂 名古屋大学大学院環境学研究科 - お問い合わせ
- 〒464-8601 名古屋市千種区不老町
名古屋大学博物館事務室
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